COLUMN

2026-02-20

市原市で気をつけたいノミ・マダニ対策|予防時期と方法

ノミ・マダニの予防対策

ノミやマダニは、犬や猫に寄生して血を吸うだけでなく、さまざまな病気を媒介する厄介な寄生虫です。千葉県市原市は房総半島の中央に位置し、養老渓谷や市原ぞうの国周辺をはじめ、自然豊かな環境が広がっています。緑が多い地域は散歩やお出かけに最適ですが、同時にノミ・マダニの生息に適した環境でもあります。

この記事では、市原市にお住まいの飼い主さまに向けて、ノミ・マダニが引き起こす病気、予防薬の選び方、散歩後のチェック方法について詳しく解説します。

ノミ・マダニが引き起こす病気

ノミやマダニは単なる「虫刺され」では済まない深刻な健康被害をもたらすことがあります。

ノミによる病気

  • ノミアレルギー性皮膚炎:ノミの唾液に対するアレルギー反応で、激しいかゆみや脱毛が起こります。たった1匹のノミに刺されただけでも発症することがあります。
  • 瓜実条虫(サナダムシ):ノミを飲み込むことで感染し、消化器症状を引き起こします。肛門周辺に米粒のような白い虫が見られることがあります。
  • 貧血:特に子犬や子猫に大量のノミが寄生すると、大量の吸血により貧血を起こすことがあります。
  • 猫ひっかき病:ノミが媒介するバルトネラ菌が原因で、感染した猫に引っかかれたり噛まれたりすると、人間にも感染します。

マダニによる病気

  • バベシア症:マダニが媒介するバベシア原虫が赤血球に寄生し、重度の貧血を引き起こします。治療が遅れると命に関わります。
  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群):マダニが媒介するウイルス性の感染症で、人間にも感染します。致死率が高く、千葉県内でも発生が報告されています。
  • ライム病:マダニが媒介するボレリア菌による感染症で、関節痛や発熱を引き起こします。人にも感染するため注意が必要です。
  • 日本紅斑熱:マダニが媒介するリケッチアによる感染症で、高熱や発疹が特徴です。こちらも人にも感染します。

市原市の環境とノミ・マダニのリスク

市原市は千葉県で最も面積が広い市であり、北部の住宅地から南部の山間部まで、多様な環境が広がっています。特に以下のような場所ではノミ・マダニに遭遇するリスクが高まります。

  • 公園や河川敷の草むら
  • 養老川沿いの散歩コース
  • 里山や農地の近くの小道
  • 住宅地であっても、庭の草木が茂った場所

ノミは気温13度以上、マダニは気温15度以上で活動が活発になります。市原市の気候を考えると、3月頃から11月頃まで注意が必要ですが、暖冬の年は冬場でもノミが発生することがあるため、通年予防が理想的です。

予防薬の種類と選び方

現在、さまざまなタイプのノミ・マダニ予防薬が利用可能です。ペットの性格や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

  • スポットタイプ(滴下剤):首の後ろの皮膚に液体を垂らすタイプです。月に1回の投与で効果が持続します。飲み薬が苦手な犬猫に適しています。
  • 経口タイプ(チュアブル・錠剤):おやつ感覚で食べさせるタイプです。嗜好性が高く、投薬が簡単です。シャンプーの影響を受けないのもメリットです。近年は1回の投与で3ヶ月効果が持続するタイプもあります。
  • 首輪タイプ:装着するだけで予防効果が続くため手軽ですが、効果の持続期間や範囲が他のタイプより限定的な場合があります。

バウ・ミュウ動物病院では、フィラリア予防と同時にノミ・マダニも予防できるオールインワンタイプの薬もご用意しています。複数の予防を1つの薬でまとめられるため、飼い主さまの負担も軽減できます。

散歩後のチェック方法

予防薬を使用していても、散歩後のチェックは欠かせません。以下のポイントを重点的に確認しましょう。

  • 耳の中と耳の裏:マダニは温かく柔らかい場所を好み、耳は特に寄生しやすい部位です。
  • 目の周り:まぶたの縁や目尻にマダニがつくことがあります。
  • 指の間:肉球の間は見落としやすい部位です。
  • 脇の下・内股:皮膚が薄く温かいため、マダニが好む場所です。
  • 尻尾の付け根:毛に隠れてマダニが見つかりにくい部位です。

マダニを見つけた場合、無理に引き抜くとマダニの口器が皮膚に残り、炎症の原因になります。自分で取ろうとせず、動物病院で安全に除去してもらいましょう。

市原市でノミ・マダニ予防をお考えの方へ

バウ・ミュウ動物病院では、ペットの生活環境や体質に合わせた最適なノミ・マダニ予防プランをご提案しています。市原市は自然が豊かで犬の散歩に最適な環境が多い反面、寄生虫のリスクも伴います。

動物病院で処方される予防薬は、市販品に比べて効果が高く安全性も確認されています。大切なペットと飼い主さまご自身の健康を守るために、適切な予防をお願いいたします。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

CLINIC INFO

バウ・ミュウ動物病院

〒290-0062 千葉県市原市八幡520
診療時間 午前 9:00〜12:30 / 午後 15:30〜18:00
休診日 水曜午後・木曜午後・日曜午後・祝日
予約不要・当日受付OK。犬・猫の診療はお気軽にご来院ください。

電話で相談する(0436-41-1008)アクセス・地図を見る

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